
ココナッツオイル(Coconut Oil)
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸(MCT)が豊富な健康的な脂肪源であり、ペットフードやサプリメントに使用されることがあります。MCTは消化吸収が非常に速く、効率的なエネルギー供給に役立つため、特に高齢のペットや消化機能が気になるペットに適している場合があります。
また、ココナッツオイルに含まれる脂肪酸は、皮膚や被毛の健康維持、免疫力のサポートに貢献するとともに、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用も持ち合わせていることから、ペットの健康を多角的に支える食材として注目されています。
ただし、ココナッツオイルは脂肪分が多く高カロリーであるため、与えすぎは肥満や消化器系の問題(下痢、膵炎など)を引き起こす可能性があります。手作り食などで与える場合は必ず適量を守り、ペットの体調や便の状態を観察することが重要です。初めて与える際は少量から始め、特に膵臓に持病がある場合は獣医師への相談を検討してください。一般的には、未精製のバージンココナッツオイルが推奨されます。
ケリーアンドコーのRAW DINNER フリーズドライドックフード(犬用総合栄養食)・フリーズドライキャットフード(猫用総合栄養食)ではココナッツオイルを使用しています。