
ステロイド(Steroid hormones)
ステロイド(ここでは主に成長促進を目的としたホルモン剤を指します)は、一部の国で家畜の飼育過程において使用されることがあります。これらの薬剤は肉に微量残留する可能性があり、ペットフードを介して摂取された場合、ペットの内分泌系に影響を与え、長期的な健康リスクとなる懸念が指摘されています。特に、ホルモンバランスの乱れによる様々な生体機能への影響が考えられます。
日本では、家畜に対する成長促進目的のホルモン剤の使用は認められていません。 しかし、海外から輸入される肉には、そうしたホルモン剤が使用されているものも存在し、日本でも残留基準値が設けられ管理されています。
消費者の安全性への意識から、「ステロイド不使用」や「ホルモン剤不使用」の肉を使用したペットフードが選ばれることが多くなっています。これは、動物の成長を促進する目的で薬剤が投与されていないことを意味し、ペットの健康と安全性を考慮する上での重要な選択基準の一つとなっています。
ケリーアンドコーではRAW DINNER、RAW TREATS、DINNER BOOSTER の原料としている鶏や鴨などの飼育時にステロイドホルモン剤を使用していません。